精神的にも肉体的にも疲れすぎてしまうと、人は心の病気になります。病気になってから退職や、休職し、転職などを考えるのはとても大変です。
心が病む前に転職して、今の生活環境を変える方が、スムーズに転職活動することが出来ます。
不安な気持ちになるのはごく普通のことです。その不安をどうやって整理するべきかについて見てみましょう。
目次
仕事上のストレスは誰にもある!
人は誰でも不安になります。それは落ち込むことでも、悩むことでもありません。不安になった時に心がけるのは2つの項目です。
自分を責めない
一番最初に考えるのは「自分が悪い」という気持ちですね。はっきり言ってあなた自身が悪いなんてことは絶対にありません。
自分を責め始めるときりがないですから、まずは自分を責めるのを止めましょう。
仕事を責めない
自分でなければ仕事や環境などに対してネガティブに考えてしまいます。こちらもはっきり言うと、仕事も環境も悪いなんてことはありません。
自分と今の職場が合わないだけのことですから、不安な気持ちになったり、ネガティブになったら、早い段階で転職することを考えましょう。
相談できないこともある
周りに相談したくても出来なかったり、一人で悩んでしまうこともあります。それらもごく普通のことですから安心してください。どういう意味なのか説明します。
コミュ障などではない
まず自分がコミュニケーションが苦手と考えてしまうことがあります。人と話せない、相談出来ないことは別に悩むことでも不安に思うことでもありません。
ここで知っておくべきなのは今の職場に信頼できる人がいなかっただけ、と思うことです。
話せないのではなく、自分の内面を話すほど信頼できる人がいないだけですから、自分がコミュ障だからと決め付けて、落ち込まないようにしましょう。
言いにくいことは言わなくて良い
仕事をする中で辛くて、でも言えない。言えないこと自体を悩みや不安にする必要はありません。
言ったところで解決しない場合もあります。もっと状況が悪くなることもあります。これらは自分自身が悪いわけでも、周りが悪いわけでもありません。
心が病みそうだと思った時は変に周りに相談してしまうより、スパッと仕事を辞めて転職しようと前向きに考えることが大切です。
自分の心と体の悲鳴を聞く
働くことに対してとらわれ過ぎてくると、自分を大切にしなくなります。心に余裕がなくなると、体も余裕がなくなります。まずは自分の心と体の悲鳴を聞きましょう。
ご飯が食べられない
まずは体の悲鳴です。ご飯が食べられない、食欲がない。もちろん、仕事だけが原因とは言い切れませんが、最近ちゃんとご飯を食べていないと感じたら注意が必要です。
眠れない
同じように眠れない場合も注意が必要です。普段の生活に支障が出てきたら、確実に体の悲鳴であると言えます。体の悲鳴が出るのは、すでに心が悲鳴を上げているからです。
職場に行きたくない
嫌だと思う気持ちは人間の中で見逃してはいけない感情です。仕事に行きたくない気持ちなんて、考えてはいけないと思ってしまうとより悪化します。
行きたくないと考えたら、休みましょう。そして急でも休めないような職場であれば、やはり転職を考えることをおすすめします。
まとめ
不安な気持ち、悩みや心配ごとが積み重なれば、誰でも心の病気になります。一般的な常識や、世間がどうだとかを気にせず、自分の気持ちに素直になりましょう。
心が病んでしまってから転職を考える方もいらっしゃいますが、やはりとても大変です。自分の心と体の悲鳴を見逃さないようにして、無理に、無駄に我慢しないことが大切です。
長く勤め続けることが美徳というようなことは絶対にありません。自分らしく働ける場所を転々としても良いのです。
自分を大切にすることを忘れないようにして、心が病んでしまう前に転職、少なくとも仕事を辞めるという選択肢も考えてみてください。
この記事が不安に感じている方や、悩んでいる方のご参考になれば幸いです。