コールセンターと一口に言ってもさまざまな会社があります。
どうやって長く勤められるかどうかを見極めればいいか、それをお話しいたします。
目次
良いコールセンターの見極め方
・面接ではわからない
大きな会社や部署の多い会社では採用担当の部署があり、
自分が所属する部署の方が面接をしないことがしばしばあります。
そのため、面接だけでその部署の雰囲気はわかりませんし、
聞いても面接官がわからないことも多いです。
そのため、実際に採用されてからでなければ判断は難しいのです。
・会話から判断する
わからないことをきちんと教えてくれたり、
OJTが充実している会社は長く勤められる可能性が高いです。
また、オペレーター同士、同じランクの管理者同士が仲が良い会社も
人間関係が充実しているので居心地がいいです。
何かつらい時などに話を聞いてもらうにも同じ立場同士で理解があると安心できるものです。
この安心があるかないかで長く勤められるかどうかも変わってくるのです。
・管理職を見る
これはあくまでオペレーターだけをしたい、ランクアップを希望しない人向けの判断基準ですが、
管理職が少ししんどそう、常に胃薬を持ち歩いているなど、上司が苦労している会社は
オペレーターだけで過ごしたいという方であれば居心地のいい会社です。
管理職のオペレータへの気遣いができているという証拠です。
ただし、管理職に昇進してしまった場合は、かなりつらい思いをする可能性があること、
なかなかやめられないというループにはまってしまうなど、
少し大変かもしれないので注意が必要です。
ホワイト企業・ブラック企業の実例
今回は、ブラック企業とホワイト企業の実例を踏まえながら、どういったことが現場で起きているのかをご紹介していきたいと思います。
これは、私の知人などが実際に体験したことをベースにご紹介しています。
・ブラック企業の例:空き缶が飛んできた
営業のコールセンターで多少の大変さは覚悟していましたが、
隣の人にわからないことを質問しただけで
「何しゃべってんだ!」とジュースの空き缶が飛んできたときは何事かと思いました。
最寄りの上司が投げたものでした。
基本的にどの上司もオペレーターからの言葉には喧嘩腰。
上下の風通しが悪く、お客様からのストレスも相まってとても勤められる環境ではありませんでした。
・ホワイト企業の例:オペレーターにプレゼント
オペレーターに感謝する月間があり、管理職の方が「いつもありがとう」と言って
お菓子の詰め合わせをくれるイベントが毎年発生します。
最初は何事かと思いびくびくしながらもらっていました。
管理職の方曰く
「管理職が仕事ができるのはオペレーターの存在があるからだ、だから感謝して当然」とのこと。
確かにそうかもしれませんが、それを面と向かって言われ感謝されるとなんだか照れました。
少し気雑多らしいとも感じましたが、とても居心地が良かったです。
ちなみにクレーム対応に追われた跡などにこっそりお菓子をくれる上司もいました。
大切にされているみたいでうれしかったですね。
自分に合ったコールセンターを見つける
あくまでも居心地の良さは個人の感覚のものなので、
一概に何がいいと一言でいうのは難しいです。
コールセンターの業務自体が、見えないものを言葉だけで伝えなければならなく、
クレームでなくても慣れるまではストレスのたまる仕事です。
そのため、周りの環境が悪いのか、仕事のせいなのか判断がなかなか難しいところがあります。
ある程度勤めて、慣れたころに周りを見渡し、まずは人を見て判断することがポイントです。
ただしブラックの例で挙げたような明らかなことがあったときには即判断を下しても問題はありません。
良い職場選びの参考になりましたら幸いです。