履歴書の学歴の正しい書き方

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ここがポイント!履歴書の学歴の正しい書き方

履歴書の中でも記入面積が大きい学歴は、いちばん目立つところですね。自分の学歴なのだから簡単と思いがちですが、いざ書こうとすると、「学歴ってどこから書いたらいいのか?」とか、いろいろ疑問が出てくるものです。履歴書の学歴欄は、あなたの歩んできた道が映し出される鏡のようなもの。今回は、正しい学歴の記入方法や注意点をご紹介します。

◆学歴欄の一行目には…

学歴欄には、いきなり学歴を書き出すのではなく、一行目には、「学歴」と記載します。
記載する場所は行の中央です。

また、「学」と「歴」の字の間には、
スペース1文字分空けるとバランスよくきれいに見えます。

◆学歴はどこ(小・中・高)から書けばよいか?

学歴欄にくると、中学から書くのか、小学校も必要かなと疑問を最初から感じる人が多いと思います。

一般的には、学歴欄は、中学校の卒業年から記載するのが良いでしょう。
高校入学から記載したとして、問題はないですが、小学校について記入する必要はありません。

◆学歴の年号は西暦?和暦?

学歴欄の左側にある「年」と「月」を記入する際のポイントですが、学歴の年号は西暦でも和暦でも構いませんが、統一することが必要です。

学歴欄だけでなく、履歴書の記入日や生年月日の年号とも統一することを忘れないでくださいね。

なお、項目名に「年」「月」と印刷されているので、数字の記載だけでよいです。

つまり、2017 3が正しい書き方で、2017年 3月は×ということです。

また、和暦の場合は、「平成」の元号をつけることを忘れずに!
一行目だけ元号をつけて、あとは省略ということはNGです。

◆学校名は正式名称を記載

学校名は省略しないで、正式名称を記載します。

つまり、「〇〇高校卒業」ではなく、「〇〇高等学校卒業」となります。中学の場合は、「〇〇中学校卒業」という記載でOKです。

県立・都立・市立・私立

また、「県立」、「都立」、「私立」なども必ず学校名の前に記入します。都立〇〇高等学校卒業となります。複数の学科がある高校の場合は、〇〇県立〇〇高等学校〇〇科 と記載。

学部・学科

大学の場合は学部や学科も正式名を記入しましょう。〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学 〇〇というように記入します。

入学・卒業

なお、「卒業」、「入学」という語も、「卒」「入」などと省略せずに、「〇〇高等学校 入学」「〇〇県立〇〇高等学校 卒業」ときちんと記載します。

※新卒者は「卒業見込み」の記載を忘れずに!

◆「在学中」ではなく、「卒業見込み」

以上のように書き進んでいくと、現在の状態の書き方でペンが止まることがあるようです。「在学中」とか書いている学生がときどきいるようですが、正しくは「卒業見込み」であり、「〇〇大学〇〇学部〇〇学科 卒業見込み」となります。

卒業見込みは、確実に卒業できることがわかっていれば記載できる表記であり、一般的に、新卒就活の際の履歴書で用います。アルバイトの面接などの記載は「在学中」が正しいです。

◆浪人、または留年をした場合の書き方は?

学歴欄に浪人、留年などと履歴書に 記入する必要はありません。
言葉のイメージが良くないですし、入学年度と卒業年度が記載されていれば、担当者の方で大体のことがわかります。

また、浪人、留年とあえて学歴欄に記載してしまうと、留年した理由などを担当者から聞かれるかもしれませんので、「留年のため」などと 書かない方がよいです。

◆留学した場合の書き方は?

留学経験がある場合は、「平成〇〇年〇月~平成〇〇年〇月まで 〇〇国〇〇大学に留学」というように、留学期間、国、学校名(英語、カタカナどちらもOK)を記載します。

留学を通して得た語学力や知識、経験などをアピールしたいときは、自由記述欄などに記載します。

※1年未満の留学の場合には、学歴として認められないため、学歴欄に記載できません。

履歴書の学歴の書き方まとめ

以上が、履歴書の学歴の書き方のポイントです。

採用担当者が非常に礼儀やマナーに厳しい方ですと、履歴書の学歴欄の書き方ひとつでマイナスなイメージを与えることになります。

細かい点に注意しながら、どんな担当者にも納得してもらえるように記載しましょう。


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