ファーウェイ(HUAWEI)を調査



ファーウェイ( HUAWEI)とはどんな会社なのか

ファーウェイと略されることが多い企業ですが、実際の名前は「Huawei Technologies(ファーウェイ・テクノロジーズ)」は中国で設立された、大手通信機器メーカーです。現在は携帯端末として非常に有名になった企業ですが、もともとは中国を中心に携帯電話のインフラ整備のための機器を重点的に取り扱っていました。現在がスマートフォンなどの通信端末の開発で有名になっていることを考えると、全身を知っている人はどれくらいいるのでしょか。現在のファーウェイは、携帯端末のシェアで世界的に有名になっており、世界ナンバー2のシェアを持っていると言われています。世界中で大きなシェアを占めるまでに成長したファーウェイについて紹介します。

 

ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は、1987年に中国・深センに設立された従業員持株制による民間企業です。雇用している従業員数は18万と公表しており、その従業員数を見ただけでも、世界でビジネスをする企業であることがよくわかります。ファーウェイの製品やサービスは世界の170か国以上で提供され、世界人口の3分の1にもおよぶ人々のニーズに応えています。

ファーウェイがビジネスにおいてどこを目指しているのかという点についてはファーウェイのビジョン・ミッションについて確認をすることで知ることができると思いますので、その点を引用します。

「あらゆる人、家庭、組織にデジタル化の価値を提供し、すべてがつながったインテリジェンスな世界を実現する」

ファーウェイのビジョン・ミッションは、「あらゆる人、家庭、組織にデジタル化の価値を提供し、すべてがつながったインテリジェンスな世界を実現する」ことです。これはファーウェイが通信業界で長年培ってきた経験やノウハウを生かし、あらゆるものがつながって新たな価値を生み出す肥沃な土壌を醸成し、デジタル化がもたらす利益を誰もが享受できるよう尽力して行こうとする姿勢の現れになっているのではないでしょうか。また、このようにビジネスを推進している反面、ビジネスによって引き起こされる環境問題について積極的に解消すべく、環境に配慮したソリューションを提供することでお客様の電力消費や二酸化炭素排出量、リソース・コストの削減を実現し、持続可能な社会の形成、経済の発展に貢献していく姿勢を合わせて持っています。

ファーウェイ(HUAWEI)の業績は!?

2018年8月16日にファーウェイは上半期の業績を発表しました。携帯端末として世界的シェアを持っているファーウェイはどれくらいの売上規模を持っているのでしょうか。その点を紹介したいと思います。ただ、各事業毎の詳しいデータは開示されなませんでしたが、ファーウェイの上半期の業績データは過去の開示してきたう業績と同じように非常に良好なものでした。

事実、ファーウェイは2013年以降、収益が5年連続で10%以上の成長率を維持しています。右肩上がりの成長をこれだけ描いている企業は世界の中でも有数と言えるのではないでしょうか。事実、日本の家電量販店も今やファーウェイの商品を見る機会が多くなったことはみなさんが一番ご存知のことかと思います。編集部でも、このどれだけファーウェイの製品を見る機会が増えたかという点を話しましたが、やはり体感的には5年程度前と比較すると倍以上の認知があると感じています。

編集部
ファーウェイの商品はここ数年で本当によく見かけるようになったよね。
編集部
うん、商品を見かけるだけじゃなくてニュースなんかでも相当取り上げられているよね。業績もすごく伸びているし、成長している企業だね。

また、業績に話を戻しますと、2016年には過去最大の増加率である40%に達しています。この収益を40%成長させるということがどれだけ難易度があることか、そして実現するのに高いハードルがあることはビジネスに取り組んでいる人ならよくわかるのではないでしょうか。ファーウェイの2018年上半期の売上高は3,257億元(約5兆2,300億円)で、前年比15%増となります。

また、売上だと実感しにくいかもしれませんが、ファーウェイの2018年の携帯電話出荷台数がどれくらいあるのか想像をしたことがありますでしょうか。実際に、携帯電話の出荷台数は1億台を超えています。ファーウェイの上半期での出荷台数であることを考えると、その出荷台数の年間の目処は倍の2億台となります。日本の人口が1億3000万人であることを考えると、ファーウェイは1年間を通して、日本人口以上の携帯を普及させていることになります。このことを考えると世界的にナンバー2のシェアを持っていることもご納得いただけるのではないでしょうか。

ファーウェイ(HUAWEI)はどんな商品を出しているの?

実際に企業のことを多く話すよりも、実際に世の中に出ている商品がどのようなものであるのか、その点について紹介をした方が読者の方にとっては有益な情報になると思いますので、その点を紹介します。

HUAWEI Mate20 Pro

「進化したLeicaトリプルカメラとAIでスマホ新時代の到来」

HUAWEI Mate 20 Proは進化したAIエンジンを搭載し、未知のスマホ・カメラ体験と圧倒的なパフォーマンスを創出します。

【象徴的な4ポイントデザイン】

象徴的なLeicaトリプルカメラとフラッシュを組み合わせたスクウェアのデザインが、これまでのMateシリーズのシンプル且つ、芸術的なデザインを実現しています。

 

【優雅なデザイン】

滑らかなカーブボディとフレームのつながりが、3Dガラスに溶け込みマスターピースとも呼べるデザインになっています。

 

【均整の取れた芸術品】

HUAWEI Mate 20 Proは、芸術作品ともいえる均整の取れたスリムデザインで、手にした感覚とそのルックスはユーザーを魅了します。

 

【世界をあなたのものに】

人生は冒険。HUAWEI Mate 20 Proを浜辺や雨の中に持ち出しても大丈夫。IP68の耐水・防塵機能*1 が、雨やほこりからあなたのHUAWEI Mate 20 Proを守ります。

 

【高精度なGPS機能】

HUAWEI Mate 20 Proは、L1&L5デュアル周波数を同時に利用することにより、高層ビルや高速道路インターチェンジに囲まれた市内中心部でも高精度の位置情報を維持します。

 

【大型バッテリー搭載】

バッテリーの持久力はMateシリーズの象徴的な特徴。大容量4200 mAh*4バッテリーを搭載し、AI電源管理によって日常使用からエンターテイメントまで全てをカバー。

 

【新しくなったLeicaトリプルカメラ】

AIによって強化された新しいLeicaトリプルカメラで、大切なシーンを撮る。息をのむほど美しい写真に人生のドラマ、背景、色どり、美しさを高精細に表現できます。
約4000万画素の広角レンズ、約800万画素の3倍光学望遠レンズ、そして約2000万画素の超広角レンズを搭載し、表現の幅がさらに広がります。超広角レンズ搭載で、動きが取れない場所からでも壮大に広がる景色を撮影可能。

 

【更に近く】

被写体のディテールを最新のLeicaカメラレンズで撮影。 2.5 cmまで接近してのマクロ撮影が可能。

 

【最適なモードに自動­設定】

アップグレードされたAIによる撮影は、1500以上のシナリオと25種類のカテゴリを認識。異なるオブジェクトやシーンを1つの写真の中に分類し最適化することが可能です。 色、明るさとコントラストは、完璧なバランスで写真を細かく描画するのと同じように、自動的かつ正確に調整されます。また、先進のAI画像安定化機能を搭載し、暗い環境でも夜景が撮影できます。 また、コントラストの高いシーンでも最適化により、信じられないほどの表現が可能です。

 

【3D顔認証】

飛躍するセキュリティ精度。 HUAWEI Mate 20 Proは、3次元デプス感知カメラが30000を超えるポイントを投影。 簡単に素早くスマートフォンのロックを解除することができます。 フェイスIDは、プライベート画面に安全にアクセスするためにも使えます。

 

【ディスプレイ上の指紋認証】

人間工学に基づいた設計とダイナミック・プレッシャー・センシング技術により、指を画面に触れるだけで、スマートフォンは安全かつ迅速にロック解除されます。

ファーウェイ(HUAWEI)の未来

ファーウェイのIT製品ライン担当バイスプレジデントであるジョイ・ファン氏は下記のように話をしています。

「人工知能テクノロジーの急速な発展により、AI駆動の工業ソリューションも増加している。われわれがインテリジェントな世界に向かうためには、あらゆる局面にイノベーションを実装することは極めて重要である。同時に、コンピューターの能力は新しい可能性を生み出す。ファーウェイはエンド、エッジ、クラウドを志向するすべてのシナリオに対処可能なAIインフラストラクチャーソリューションによって、顧客が事業変革に柔軟に対処し、インテリジェント時代により大きな事業価値を高めることを実現する」

このようにファーウェイはAIの未来を作っている企業と言えるのではないでしょうか。私たちが想像もできていない未来を作り出す企業があると思うと、なんだかワクワクしてきますね。