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新鮮市場きむら(株式会社きむら)とは?
スーパーマーケットは現代社会において必要不可欠な存在ではないでしょうか。しかしながら、多くの人がその中に入っている商品の差別化が出来ているのかという点については考えもしない時代、つまりスーパーマーケットとしての存在が画一化され、「買い物をする楽しさ」を感じられない場所になっているようになっているかもしれません。
そんな中において「毎日行く場所だからこそ、サプライズがあり、ワクワクできる場所であるべき」という意見を唱えているのが新鮮市場きむら(株式会社きむら)です。店内では、トロ箱に入ったまま一匹まるごと魚が売られていたり、箱のまま野菜が並べられることがあります。
それは、毎日、新鮮な食材を仕入れている証拠に他なりません。店名に「市場、マルシェ」とあるのは、活気に満ちた市場の雰囲気をそのまま店に持ち込むことを連想させるように名付けているようです。
新鮮市場きむら(株式会社きむら)の強みは、店舗ごとに仕入れを行っていることにあります。主要な商品であれば新鮮市場きむら(株式会社きむら)が運営する全店舗は同じ価格となっていますが、特に鮮魚などは各店が競い合って仕入れているので、店によって価格が違う場合があります。
この各店の弛まぬ努力こそが新鮮さを一般消費者に届けている裏付けになっています。
新鮮市場きむら(株式会社きむら)の強さの秘密
新鮮市場きむら(株式会社きむら)の強さの秘密は朝どりの魚を漁船からそのままお店へ運んでいる力です。目の澄んだピチピチの魚がトロ箱に入ったまま並ぶ新鮮市場きむら(株式会社きむら)の「お魚対面コーナー」では、その品質の良さに出会えるように仕組みが構築されています。
質のいい魚が、大量に、すべてのお店に並んでいるのには理由があり、新鮮市場きむら(株式会社きむら)のでは、仕入れの仕組みに強みを持っています。漁船から直接買い付ける仕入れ、自社で運営する鮮魚の卸売市場からの仕入れ、普通の卸売市場でセリおとす仕入れ。合計で3つのルートを持っていることが強さの秘密になっています。
長年、地域の漁師さんと信頼関係を結んできたからこそ、この仕組みの構築に繋がっているのではないでしょうか。
新鮮市場きむら(株式会社きむら)の鮮魚の力
志度湾で鮮魚の卸売市場を運営している新鮮市場きむら(株式会社きむら)には具体的には3つの強みがあります。その点についてご紹介します。
漁船の魚を丸ごと買い付け
新鮮市場きむら(株式会社きむら)は、水揚げ用の桟橋を自社で所有しています。桟橋を所有していると、漁船から直接魚を水揚げすることができます。さっき獲れたばかりの天然魚を、セリを通さずに仕入れることができるので、質の良い魚をお買い得な価格でお客様に提供することが実現できています。
具体的に新鮮市場きむら(株式会社きむら)では、多い日で1日7艘以上の漁船から、魚を丸ごと買い付けしています。
志度湾で鮮魚の卸売市場を運営
腕利きの漁師たちが獲れたての魚を水揚げすることで知られているのが、志度湾にある「志度地方卸売市場」です。香川はもちろん、近県の漁師もこの市場を目指しており、毎朝、瀬戸内海が育んだ天然の魚介類がたくさん集まっています。
この志度地方卸売市場を運営しているのが新鮮市場きむら(株式会社きむら)です。その日に水揚げされた魚をすべて把握しているから、本当に良い魚を厳選して買い付けられます。
「活魚運搬車」で生きたままお店まで運ぶ
荷台に水槽が付いている「活魚」と書かれたトラックを香川県や近県の人は見かけたことがあるかもしれません。この車こそ「活魚運搬車です。水槽の中に魚を入れて、生きたままで運送できるようになっています。
新鮮市場きむら(株式会社きむら)は、この活魚運搬車を自社で保有しており、生きたままの魚をお店に運送しているのです。これが究極の鮮度を実現しています。魚のおいしさにこだわるからこそ、魚の運送方法もこだわっています。
新鮮市場きむら(株式会社きむら)の会社概要
創業 | 明治40年 |
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設立 | 昭和38年 |
資本金 | 50,000千円 |
役員 | (代)木村 宏雄 (取)木村 みどり、木村 慎祐 |
従業員数 | 男性423名 女性584名 合計1007名 (平成29年1月1日現在) |
売上高 | 182億円(平成28年度・税抜) |
事業内容 | 生鮮食品中心のスーパーマーケット |
主販売先 | 一般顧客、料飲店 |
店舗 | 【香川県】
太田本店、木太店、国分寺店、丸亀三条店、長尾店、観音寺店、屋島店 まちマルシェ・きむら(平成24年6月 OPEN) 宇多津店(平成25年7月 OPEN) 林店(平成26年6月 OPEN) 白鳥店(平成27年10月 OPEN) 香西店(平成29年2月 OPEN) 【岡山県】 四十瀬球場前店(平成23年12月 OPEN) 児島駅前店(平成25年6月 OPEN) 岡山大供店(平成26年4月 OPEN) 福成店(平成27年11月 OPEN) |
取引銀行 | 百十四銀行、香川銀行、中国銀行 |
主仕入先 | 旭食品、加藤産業、香川県魚市場、高松東魚市場、高松青果、高松大一青果、香川県中部青果、観音寺地方卸売市場、西日本フード、福留ハム |
関連会社 | (株)きむらホールディングス (株)志度魚市 (有)上田商店 |