不動産担保融資、債券担保融資、有価証券担保融資などの言葉を聞いたことがありませんか。これらの全ては何を担保として融資を受けるようにするのかという仕組みなのですが、あまりこのようなことを知らない方に向けて本日は「リュージーキャピタル」という企業を紹介しながら、記事を執筆したいと思います。
不動産担保融資とは
不動産担保融資とは、その名の通りですが「不動産を担保にして金融機関から融資を受けること」となっています。担保にする不動産は、土地や一戸建て、マンションなどが一般的な不動産となっており、他には所有する別荘などが挙げられます。
不動産の名義は借入を行う本人のものに限定されるのですが、ケースとして両親や配偶者など、家族所有の不動産を担保にして融資を受けられることもありますので、この点は融資サービスを取り扱う機関での確認が必要となります。
不動産担保融資は銀行や信用金庫、信用組合といった金融機関をはじめ、信販会社やクレジットカード会社、消費者金融、住宅金融専門会社などのノンバンク系まで多岐にわたっており、それぞれ融資限度額や審査条件などに違いがあります。
不動産担保融資のメリット
- 融資額が大きい
- 返済期間が長期間となる
- 金利が低く設定できる
- 連帯保証人が不要
- 借入金の利用使途については原則自由
不動産担保融資は、無担保融資に比べると上記のようなメリットがあります。その一つ一つについて説明をしていきます。
【融資額が大きい】
不動産担保融資は土地や建物を担保にする分、無担保融資よりも多額の融資を受けることができます。何も担保を差し出さないよりも、担保するものがあるので当たり前に融資額が大きくなるのではないでしょうか。そして、担保にする不動産の価値が高い場合、数千万単位の借入も可能となっており、新規で事業を始めるための資金や新たな物件の購入などにも活用されています。
【返済期間が長期間となる】
不動産担保融資によって資金の融資を受けても、返済期間が短い場合には返済として支払う1回あたりの金額が増えてしまい、資金繰りが悪化してしまう可能性があります。その点、不動産担保融資では10年・20年・30年と返済期間を長期間に設定できるため、1回あたりの返済額を抑えることができます。
【金利が低く設定できる】
通常の融資では担保するものがないため、借入者の収入の信用度合いを測り貸し出す金額を設定します。また、債務者が返済不可能になった場合、金融機関は債権を回収することができなくなってしまうなどのリスクから、回収ペースを早めるために金融機関は金利を高めに設定しており、月々の支払い負担は債務者に重くのしかかります。
一方、不動産担保融資では、借入者が返済不能になった場合に担保にしている土地や建物が手に入るため、回収不能に陥るリスクはほとんどありません。このような仕組みが成立しているからこそ、回収ペースを早める必要性がなく、金利が低く設定されています。
【連帯保証人が不要】
無担保融資の場合、債務者が返済不能になるリスクを考慮し、申し込みの際に連帯保証人を求められることがあります。よくある戸建て物件やマンションなどの購入においても連帯保証人を設定するケースが多く、日本ではこの連帯保証人制度が非常に多く見受けられます。しかし、不動産担保融資なら返済不能になっても土地・建物の売却金でまかなうことができるので、連帯保証人不要で借りられるところがあります。
【借入金の利用使途については原則自由】
車や不動産ローンの場合、融資する資金の利用目的は車の購入資金や物件購入資金など、特定の用途にしか使うことはできません。不動産担保融資は原則として使途は自由なので、生活資金の足しにしたり、住宅購入の資金にしたりと、幅広い用途に活用できます。
不動産担保融資のデメリット
- 審査に時間がかかってしまう
- 鑑定費用などの諸費用がかかる
- 返済が出来ない場合不動産担保物件が売却されてしまう
- 途中解約に違約金が発生する可能性がある
- 不動産価値がない物件の場合は担保不可もある
ここでは不動産担保融資のデメリットについて紹介していきます。
【審査に時間がかかってしまう】
不動産担保融資は不動産の価値を基準にして融資額を決定しますので、不動産価値を見極めることが非常に重要なポイントになります。不動産価値の算出にはある程度の時間が必要となるため、融資を受けるまでに数日ほど要するのが一般的な流れとなっています。
機関によって融資までの時間は様々ですが、一般的には不動産価値の算出まで1週間程度の時間がかかると言われています。
【鑑定費用などの諸費用がかかる】
不動産担保融資では、不動産の価値を調べるためにかかる不動産鑑定費用などの諸費用がかかります。不動産を購入された方は他にも印紙代や事務手数料がかかることをご存知の方も多いと思いますが、通常の物件購入の時と同じように諸費用がかかります。また、この諸費用については現金の支払いとなるため、現金を最初に用意する必要があります。
【返済が出来ない場合不動産担保物件が売却されてしまう】
不動産担保融資は、途中で借入金を返済できなくなった場合、不動産を売却して返済に充てなければなりません。そのための不動産担保となっています。
また、返済が滞ってすぐに競売にかけられるわけではありませんが、幾度かの督促や催告を経て「期限の利益を喪失した旨の通知」が届いた場合、借入金の一括返済を要求されます。不動産物件を担保にしてしまっているので、返済については計画的に行うことが求められます。
【途中解約に違約金が発生する可能性がある】
最近よく耳にする「おまとめローン」など他社への借り換えを行う場合には、借入条件によっては違約金を請求されることがあります。違約金の基準は金融機関によって異なりますが、残債額の数%に相当するため、借入から間もない段階で中途解約すると、多額の違約金を請求される可能性があるので要注意となっています。
【不動産価値がない物件の場合は担保不可もある】
不動産担保融資では、万一返済が滞った場合の保険として土地・建物を担保にするため、不動産そのものに価値がないと融資を受けることができません。例を挙げると、立地条件のせいで再建築が不可能な物件や、災害の発生リスクが高い物件、築年数が古く、老朽化した物件などは融資を断られる可能性があります。
リュージーキャピタルとは
株式会社リュージー・キャピタルは、不動産担保ファイナンスを要とする金融サービスを提供しています。事業者の利益に貢献すべく、すべての資金需要に対応してくれます。
用意している融資サービスは主に3つで「不動産担保融資」、「債券担保融資」、「有価証券担保融資」となっています。不動産担保融資が主なサービスとなっているので、詳しくは先程記載し説明していますのでその点をご確認ください。
リュージーキャピタルの会社概要
商号 | 株式会社リュージー・キャピタル |
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所在地 | 〒102-0093 東京都千代田区平河町1丁目3番6号 ビズマークス麹町8階 |
営業時間 | 平日9:30~18:30 |
代表者 | 代表取締役 豊田 本憲 |
設立 | 平成15年(2003)年3月 |
主たる 事業 |
事業者向け貸金業 |
資本金 | 1000万円 |
許可番号 | 東京都知事(7)第27452号 |
加盟団体 | 日本貸金業協会001695号 |
指定紛争解決期間 | 日本貸金業協会 貸金業相談・紛争解決センター 03(5379)3861 |