ZENホールディングスのビジネスを調査

ホールディングスという言葉を耳にしたことはありませんでしょうか。なぜ世の中にホールディングスがあるのかについて簡単にご紹介したいと思います。まず、ホールディングスとは、英語の「holdings」からきている言葉となっており、日本語の持株会社と同じ意味を持つ言葉です。ホールディングスは(持株会社は)基本的に事業を運営せずに、傘下にしている会社の株を保有・支配してる会社の事、またはその形態のことを指しています。

では、なぜホールディングスが世の中に求められているのか。その点についてですが、一つの会社が違う業種のビジネスを保有している場合、一人の代表者がどちらのビジネスの意思決定も行うため、意思決定に対して速度が遅くなるというデメリットがあります。また、他にも関連性の低い「不動産事業」や「IT事業」などを展開しているとすると、意思決定や事業展開のスピードはさらに遅くなりやすく、競合他社に遅れをとってしまう可能性が出てきます。

そこで専門的な持株会社をつくり、「不動産事業」をA株式会社、「IT事業」をB株式会社、などと分社化し各子会社ごとに社長を置くことで、意思決定や事業展開がスムーズに行えるようになります。そして、持株会社が大株主として傘下の企業を管理や指導する、あるいは戦略や経営方針の立案などができるような形態を取ることで事業推進を進めるための力を集約していると言えるため、大きなメリットが生まれます。

今回は、ホールディングスの紹介をするため、ZENホールディングスを例にご紹介したいと思います。

ZENホールディングスとは

ZENホールディングスは以下の言葉を掲げています。

暮らしのサービス・建設・不動産が調和し、心豊かな住まいと暮らしが生まれる。
これまでも、これからも、未来をつなぐ企業として。

引用元:https://www.zen-hd.co.jp/philosophy/

2011年3月11日に日本を襲った「東日本大震災」「原発危機」の影響は非常に大きく、世界の人々の「心」のあり方に変化が起こり始めまたのではないでしょうか。だからこそZENホールディングスでは、本来日本人が大事にしてきた「東洋思想や文化」「心のありよう」が世界で見直される日が来ると捉えているようです。

上記のように考えるのも理由があり、ZENホールディングスの「ZEN」の由来は「禅」にあるようです。すまいを通じて一生のおつき合いをしたいと考えているからこその考え方に異なっていると思います。

ZENホールディングスに参加している企業例

ここではZENホールディングスに参加している企業をご紹介したいと思います。

株式会社麦島建設

麦島建設は「マンションから戸建、商業施設、公共施設まで、理想をカタチに」を掲げている総合建設業の企業です。そのビジネスは、時代を見据え、土地を活かし、ビジネスと生活を豊かにするという領域を担っています。麦島建設では、ゼネラルコントラクターとして、建物のオーナーの皆様から各種事業関係者の方々まで、幅広い分野の皆様から厚い信頼を得ています。

また、建設領域も非常に多く鉄筋コンクリート造マンション、戸建住宅、店舗の他、近年では高度な生活サービスを備えた高齢者専用住宅・施設などにも展開しています。

株式会社ユニホー

株式会社ユニホーは、新築・分譲マンション・戸建住宅、賃貸物件、建物管理、土地活用、リフォームなどを手がけています。「住まいを通じて一生のおつき合い」を理念に掲げ、豊かな暮らしと住み良い環境づくりを追求しています。

テクノロジーの発達や情報化・国際化社会の進展、価値観の多様化などによって、人々の「住」に対するニーズはつねに移り変わり、その変化に合わせてユニホーも絶えず変革を繰り返しています。創業から50年という長い歴史を刻みながら、ユニホーの発想に「成熟」という言葉はないようです。実績を、ただ単に積み重なるのではなく、複雑に絡み合い有機的に結ばれて独自のノウハウへと進化させていく企業です。

株式会社ライフポート西洋

株式会社ライフポート西洋はマンション管理会社です。マンション管理は、様々なことに気を遣います。その理由として、人によって「快適」と感じる基準が異なっているためとなります。つまり、住居社の数だけ異なる現実がそこには存在していることになります。視点を変えると、住居社の顔の数だけ幸せと不安があることに他なりません。共通していることは、1つのマンションに多くの方が共存しているということです。

快適な暮らしを過ごせるような安全面の強化は勿論のこと、共存しているからこそ抱える不安は1つでも多く解消する事を第一に考えてくれる企業となっています。

株式会社辰

株式会社辰は建築施工の専門店といえます。株式会社辰が一番大切にしていることは、人の道を尊びお客様に心から喜んでいただくことと定めています。それは、お客様の「おもい」を、建築家の「こだわり」を、情熱と確かな技術で“かたち”にしているからではないでしょうか。その実現のためには、柔軟性のある思考を持ち、あえて難儀な仕事に挑戦することで進化すると捉えているようです。

いかがでしたでしょうか。他にもZENグループに参加している企業は多くありますので、一度以下の公式サイトから確認をしてみてください。

ZENグループのあゆみ

公式サイトから見ることができるのですが、どのようにしてZENグループが形成されていったのか。また、どのような成長をしたのかについて画像で簡単に見ることができますのでご紹介いたします。

ZENグループのあゆみ(引用元:https://www.zen-hd.co.jp/step/)

会社概要

名称 株式会社ZENホールディングス(ZEN HOLDINGS Co.,Ltd.)
本社所在地 東京都千代田区五番町10番地 五番町KUビル1階
設立 2004年1月5日
資本金 5億円
連結売上 748億円/2020年度実績
決算期 12月31日
グループ人員 2,121人(2020年12月現在)
事業内容 次の事業を営むグループ会社の株式を所有する純粋持株会社
グループの経営戦略、経営基本方針、人財戦略および各社の経営遂行の統括・支援
生活支援 マンション他建物管理および付随する一切の業務、スポーツクラブ、教育施設、宿泊施設の経営
建設 建築の企画、設計、施工、リフォームおよび付随する一切の業務
不動産 不動産の分譲、売買、賃貸、管理および付随する一切の業務、不動産の経営、運用等に関する企画、コンサルおよび付随する一切の業務
代表者 代表取締役社長:松瀬 賢亮
主要取引銀行 みずほ銀行・第三銀行・りそな銀行
研修施設 伊豆山研修センター
〒413-0002 静岡県熱海市伊豆山1065-1

まとめ

いかがでしたでしょうか。ホールディングスには親会社は経営戦略に、子会社はそれぞれの事業運営に専念できるので、経営効率の向上や企業再編の迅速化が図れるところがよくわかり、さらにそこに属する企業を見ることでこの構図がよく頭の中に入ってきたのではないでしょうか。