アイ工務店のビジネスモデルを調査

いつか自分の家を建てるというのは多くの人にとって憧れであり、人生における非常に大きな買い物であり、夢を運んでくれるものではないでしょうか。例えば、家族が集いくつろぐ大きなLDK。料理がもっと楽しくなる素敵なキッチン。家族の思い出をたっぷりと入れられる収納。家の中に光と風があふれる大きな吹抜。こんな夢を抱きながら、いつかは自分の家を持とうと思っている人も少なくないと思います。

住宅はその選択肢によって大きく自分の人生が変わると言えます。理想の住宅を手に入れるという観点だけでなく、 災害大国日本ならではの考え方で、災害から家族を守ってくれる丈夫な家や子どもたちの健康がきちんと配慮された安全なつくりというのは、一家の大黒柱にとって考えなくてはならない選択肢ではないでしょうか。

では、このような家を建てたいと思った時に皆さんはどのような企業を思い浮かべるでしょうか。今回の記事では「家を建てる」という点にフォーカスし、企業を紹介したいと思います。

アイ工務店|憧れの住まいをプロデュース

アイ工務店は2010年7月に設立を行い、今年で11年目を迎える企業です。その活動エリアは非常に広く、大阪をはじめとして関西一円、中国、九州、東海、関東、北関東に展開し、多くのお客さまに評価をされ、11年目の企業としては驚くほどの実績を持っています。延べ1万件のお客さまの住宅をお手伝いしている企業となります。

アイ工務店における住まいづくりの原点は、お客さまのご要望にお応えするだけでなく、「自分が住むなら・・・」という思いを込めてご提案し、ご満足頂くこととしています。しかし、この思いだけでこれほどまでに多くの実績を積むことができたでしょうか。編集部ではそうは思っていません。ではどういったところにアイ工務店ならではの強みがあるのか。そういった点について紹介をしたいと思います。

アイ工務店が取り組む構造

アイ工務店では、住まいを支える地盤・基礎から使用する木材、耐震性能を向上させる接合金物、剛床構造、5倍耐力壁の採用など、様々な素材・手法で耐震性能を磨き上げ、住宅性能表示制度の耐震等級で最高ランクに対応しています。耐震性能に徹底的にこだわった、安全なマイホームづくりを得意としており、安全にとことん拘った家を提供していることが日本の住宅事情にウケたのかもしれません。

また、快適な暮らしの創造を目指し、発泡ウレタン断熱や次世代の省エネ仕様、セントラル換気システムなどを採用しているのでこの点も快適性の追求としてお客さまに指示されているのかもしれませんね。

アイ工務店のこだわり(1) ベタ基礎

基礎工事には「布基礎」と「ベタ基礎」がありますが、アイ工務店では「ベタ基礎」を標準仕様に採用しています。「布基礎」に比べ、地震に強い基礎を実現しています。地震時の揺れによる変形に耐える強固な基礎を実現し、建物を足元からしっかり支えます。さらに、基礎の下に防湿防蟻シートを敷き詰める二重の防湿・防蟻対策により、湿気や白蟻を防いで住まいの耐久性をアップしています(一般的な殺虫剤の土壌散布を行わないようです)。環境や人に優しく、しかも効果的な工法で耐震性と耐久性を実現しています。

アイ工務店のこだわり(2) 金物併用工法

従来の木造軸組工法では柱や梁の接合部分が弱く、地震時の揺れによる力で接合部分の離脱や欠損による損壊が多く見られていました。アイ工務店では、柱と梁の接合部分に「金物接合」と「プレカット仕口加工による接合」を施し、まさに「家そのものが大黒柱」となる、強固な構造を形成しています。

アイ工務店のこだわり(3) 硬質ウレタンフォーム断熱

アイ工務店では、従来のグラスウールに比べて隙間ができにくい上、断熱性能が高く、長期間安定した性能を発揮し、シックハウス症候群等の原因物質も含まない、しかも従来のフロンガス等ではなく「水」を使って発泡させるなど、高性能で身体にも環境にも優しい「硬質ウレタンフォームによる断熱」を標準採用しています。

また、隙間なく断熱材が行き届くことにより、屋外の騒音や屋内から外への音漏れ、上下階の生活音の抑制など、高い吸音性能も発揮します。

アイ工務店のこだわり(4) 最高ランクの「5倍耐力壁」

耐震性能の向上には、筋交い(すじかい)などの耐力壁を用いて構造躯体の強度を高めるのが一般的な工法ですが、アイ工務店では、国土交通省認定の中で最高ランクの壁倍率5倍に認定された「5倍耐力壁」をバランスよく配置しています。この「5倍耐力壁」により、高い耐震性能を実現するとともに、強度を損なわず柱を減らした構造躯体による設計の自由度向上を実現しており、間取りの変更なども容易に行える設計を可能にしています。

アイ工務店のこだわり(5) 剛床構造

アイ工務店では、28mm厚の構造用パネルと梁を接合して一体化した「剛床構造」を採用しています。地震や台風などの横から加わる力(水平荷重)を分散させる強固な構造を実現しています。アイ工務店の「剛床構造」はまた、床の強さを表す指標「床倍率」でも最高ランクの3を獲得し、従来工法の床と比べて約3倍の強度を確保。これにより、耐震性能はもちろんのこと、台風などにも強い、安心・安全な住まいづくりを実現しています。

アイ工務店のこだわり(6) 耐震設計診断システム

強固な構造を採用しても、全体のバランスが悪いと地震などの衝撃にもろい構造になってしまう危険性があります。この耐震強度のバランスを示す指標を「偏心率」といい、建物は偏心率が小さいほどバランスがよい建物となります。アイ工務店では、自由設計プラン一棟一棟ごとに、耐震等級が最高ランクになるように、偏心率を用いて診断を行いながら設計・施工しています。

アイ工務店のこだわり(7) 省令準耐火構造

屋内の壁・天井には、火災時に水蒸気を発散させ、約15分以上の耐火性能がある石膏ボードなどの準不燃材を開いて被覆し採用しています。また、屋外は隣家の火災からの延焼を約30分以上耐える不燃材料に認定された外壁材や、不燃材料に認定された屋根材を採用。地震や台風だけでなく、火災にも強い住まいを実現しています。

アイ工務店のこだわり(8) 最新の省エネルギー基準に適合

屋根裏に透湿・遮熱シート、屋根・壁などに吹付発泡による硬質ウレタンフォーム断熱を吹き付け、床下に高密度断熱材を敷き詰め、外気温に影響されにくく、従来少ない光熱費で冷暖房が利用できる、高気密・高断熱仕様を標準で採用しています。また、一般的な木造住宅において熱ロスの多くを占めるといわれる窓には、高性能断熱サッシ+複層Low-Eガラス(アルゴンガス入り)を採用。断熱効果だけでなく紫外線のカットや防露・防音にも高い効果を発揮します。

アイ工務店のこだわり(9) 遮熱・防水処理

夏は日差しにより、屋根・屋根直下の天井は高温状態となり、日没後も室内への熱放射が続き、エアコン等が効きにくい原因になります。また、冬は暖房で暖めた空気が冷やされるなど、屋根裏の対策は非常に重要になってきます。アイ工務店では、アルミを特殊技術で蒸着させた特殊シートで輻射熱(赤外線)を約85%反射して屋根裏を遮熱する、「透湿・遮熱シート」を採用。室内の温度が外気温に左右されにくい、快適な住まいを実現します。また、「アスファルトルーフィング」の施工で防水対策も万全となっています。

アイ工務店のこだわり(10) セントラル換気システム

外気と内気の温度を近づけ換気を行う、熱交換型による24時間セントラル換気システムを採用しています。温度差、空調ロスも少なく、効率的に室内の空気を清潔に保ってくれます。

アイ工務店のこだわり(11) 防震吊木

アイ工務店では、2階で発生した足音や物音などの振動波を軽減するため「防震吊木」を採用しています。
もともと鉄より音を伝えにくい「木」ですが、2階の床から1階天井への梁や柱などを通して伝達する音を軽減し、プライバシーの確保された住まいを実現しています。

アイ工務店のこだわり(12) オリジナルプレセットタイル

アイ工務店が使用するプレセットタイルパネルは、下地となるサイディングにタイルを張ることで生まれたオリジナルの外装材です。タイル張りの高級感はそのままに、省施工、高品質を実現。使用するタイルは、耐候性、耐久性、耐衝撃性に優れ、親水機能もあるため、色褪せや汚れがほとんどありません。メンテナンスコストを大幅に削減できることも大きなメリットです。

アイ工務店の提唱するIoT住宅

世の中の様々なモノがインターネットとつながることで新しい暮らしが実現する「IoT住宅」にもアイ工務店は対応しています。たとえば、スマートフォンで家電を操作したり、電話料金を確認したり。アイ工務店のオリジナルアプリ「アイ住マイル」が、今まで以上に快適で安全な暮らしをお手伝いします。

アイ工務店の業績推移

アイ工務店は設立以来、増収・増益を続け、全国トップクラスの売上成長性を持っています。次の10年に向けて更なる事業拡大を目指しています。

会社概要

名称 株式会社アイ工務店
本社所在地 〒542-0085 大阪市中央区心斎橋筋1-9-17
エトワール心斎橋9F
代表者 代表取締役 会長   田中 亘
代表取締役 社長   松下 龍二
代表取締役 副社長  坂井 達也
役員 専務取締役      平尾 正隆
専務取締役      隈井 亨
常務取締役      辻谷 仁
常務取締役      殿垣 和男
常務取締役      木山 健夫
設立 2010年7月13日
資本金 1億円
従業員数 913名(2021年4月現在)
登録 建設業許可 国土交通大臣 (特‐2)第23876号
宅地建物取引業免許 国土交通大臣(2)第8277号