翻訳で有名な森谷祐二さんがどんな人物なのか。その点を気にしている方は多いのではないでしょうか。今回は森谷祐二さんについてご紹介していきます。
森谷祐二さんの経歴
森谷祐二さんは1969年4月22日生まれ。翻訳会社の試験合格からたった3ヶ月で月収100万円超えを達成したプロ翻訳者です。
会社員時代は過労のため体を壊し入院をし、生死の境を彷徨い、 「死」を体験したことを機に自分の人生を再度見直すことになったという経歴を持ちます。
その時に、「自分の好きな時に好きなだけ自由に仕事ができる環境が欲しい」、「英語を使った仕事がしたい」と気づき、翻訳スクールに入学。しかし、長い期間成果が出ず翻訳者として道を諦めようと迷走していた時に、自分には翻訳者として欠けていたある大きな問題に気づきます。
その後翻訳会社の試験を受けてからたった3ヶ月で月収100万円を突破し、誰もが知る大手企業から依頼が殺到する引っ張りだこの翻訳者として大活躍。
現在は主に翻訳者育成に注力しており、自身が考案した翻訳ハウハウである森谷式翻訳術が学べるオンラインスクール森谷式翻訳カレッジの講師として活動しています。
分かりやすい授業と懇切丁寧な指導で受講生からは、絶大な人気と信頼を得ている講師です。
森谷式翻訳術が学べる森谷式翻訳カレッジとは
まず森谷式翻訳術とは、実際にプロとして年収1000万円を稼ぐ実力をもつ翻訳者である森谷祐二さんが考案した翻訳ノウハウです。
そしてこの森谷式翻訳術を学ぶことができるのが森谷式翻訳カレッジです。
森谷式翻訳カレッジが優れている点として「CV」の攻略が挙げられます。翻訳者になるためにはいくつかの関門があります。そのひとつが、業界用語で「CV」と言われる履歴書となっています。履歴書が何かというと、翻訳試験に行く前の書類審査です。
この書類審査で不合格になってしまうと、翻訳試験すら受けさせてもらえないのですが、実際はここで落ちてしまう人が多いのも現状です。
しかし森谷式翻訳カレッジでは、ここの対策をしっかりと教えてくれます。履歴書で落ちるなんて、考えたくもありませんよね。だからこそコツをつかんで突破することをお勧めしています。ここを森谷式翻訳カレッジはちゃんとクリアにしてくれます。
森谷式翻訳カレッジで試験(トライアル)の突破
CV(履歴書)を突破すると試験になります。これは「トライアル」と呼ばれており、自身が身につけた翻訳スキルを証明するために各翻訳会社が独自で出している翻訳テストのようなものです。翻訳会社から英文が届いてそれを訳して訳文を提出することになります。
ここで気になるのは、この試験の突破率がどれくらいになるかという点だと思います。実は、このトライアルの合格率は約5%程度です。
しかし森谷式翻訳カレッジは、ここの攻略をきちんと教えてくれます。森谷式翻訳カレッジのシステムがしっかりしているからこそ、短期間での翻訳者デビューが可能となっているのではないでしょうか。業界最短、6か月後には翻訳者としてデビューというのも森谷式翻訳カレッジが役に立っていると言えるのではないでしょうか。
株式会社トランスクリエイターズ
株式会社トランスクリエイターズは森谷祐二さんが翻訳を通じて関わっている企業です。株式会社トランスクリエイターズは翻訳スクールの運営やマーケティング事業をビジネスとして登記しており、翻訳者になりたい人を応援するビジネスカンパニーであることがわかります。
森谷祐二さんが発信するソーシャルメディア
NOTE:https://note.com/moriya_trans
Twitter:https://twitter.com/ym_translation
森谷さんが発信するNOTEの中で面白い記載がありましたので、引用して紹介します。
英語から日本語に翻訳をする時、当然のことながら、皆様がこれまで学校で習ってきた日本語で書きます。つまり、標準語です。新聞に印字され、テレビのニュース番組でアナウンサーが話す日本語です。
つまり方言ではないということです。それを聞くと、まさか翻訳をする際に、そんな日本語を書いてしまうはずがない、方言は話し言葉であるし、東京に住んでいなくても、標準語は日本人なら学校で習い、新聞やテレビで慣れ親しんでいるので、心配ないと主張するでしょう。
ですが、時にそうでもないことがあります。特に、関東以外の地域に住んでいると、知らないうちに、方言を標準語と思って使っていることがあるのです。
良い例が、九州と関西でよく使われる「なおす」という言葉の使い方です。標準の日本語では「直す」は、こわれたものを修理するというような意味でのみ捉えられていると思います。
九州と関西では、それ以外に「ものを片付ける」という意味があります。英文で”put things in normal position”という言葉があった場合、それを訳すときに、その地方の人は「直す」と訳してしまうかもしれません。
また、北海道や東北地方では「捨てる」を「投げる」ということがあります。英語でいえば”throw away”を”throw”と言ってしまうのと同じです。
もし翻訳者のあなたが、関東圏以外の地方出身者ですと、気が付かないうちに、そのような言葉を標準語と勘違いして使っているかもしれません。地元の人同士の会話や、そうした意図的な設定で書く文章であれば良いのですが、標準語が求められる場面でうっかり書いてしまう可能性も否定できませんね。